スイス紀行2008年9月17日(水)〜 26日(金) ガイドブックを見ているうちにグングンとスイスの山歩きに気持ちが傾いていった。 伊藤に我侭を言って、自らの還暦祝いをスイスに決めた。 ……………… 夢が実現した ……………… このホームページは単に個人的に記録を残しておく手段として作成しましたが、今後同じようにスイスに出かける人がいれば参考にもなると思いアップしました。 また、スイスに行ったことのある人にはもう一度思い出させるきっかけになればと思います。 伊藤にはこの場を借りて再度感謝申し上げます。 以下、二人で歩いた個人旅行スイス10日間。 |
成田空港へ 袖ヶ浦から快速で稲毛乗換、成田空港に19:42着。 稲毛での乗換は同じホームで楽ということと、ひょっとしたら千葉で座れるかなという一寸した期待。空港行きの車内で伊藤と合流する。 事前に伊藤が手を打っていたのでスムーズに搭乗手続きが完了、空港内のレストランでビールを飲みながら出発まで時間をつぶした。 エールフランスAF277便21:55発で日本を離れる。 伊藤の職権で初めて乗ったビジネスクラス。席のすぐ前はファーストクラス。 機内食もサービスもエコノミーと比較にならない。ゆっくり寝られる。 日本海〜ロシア上空から北ヨーロッパ上空へ。機内からヨーロッパの街の明かりがオレンジ色でゆっくり流れる。綺麗だ。 |
パリドゴール空港〜ジュネーブ パリのドゴール空港には午前4時15分着。 まだ真っ暗。サマータイムで日本との時差は7時間。 ジュネーブ行きの手続きまでやる事がない。 パリ7:00発AF1542便でジュネーブへ。 やっと明るくなってくるが下界は雲で覆いつくされている。 ジュネーブ8:10着、曇り。駅で日本円をスイスフランに両替。今回は現金とカードのみの予定。 空港駅の観光案内所で明日のシャモニーモンブランへのルート選定のアドバイスを受ける。他の客を待たせて30分。結果、そのままツェルマットに行くのであれば鉄道利用有利で落ち着く。伊藤の語学力のお陰は言うまでもない。 ジュネーブまでと市内電車バス乗り放題のセット券を購入。 ジュネーブ(コルナヴァン)駅から約5分のバスターミナル近くの【ホテルTOR】にまずはチェックイン。 ビルの中の3階で古いが内装はまあまあ。ツインの部屋。ホテルは3箇所とも事前に伊藤が予約してくれた。 モンブラン橋を渡り市内観光に出る。氷河から流れてきた水は澄んでいて冷たそう。 旧市街地メイン通りのビル中の軽食屋でピッザとビールの昼食。店はOLと女学生でいっぱい。皆スタイルもいいし美しい人ばかり。 ミニトレインでの市内観光は市街地を回る便とインターナショナル巡りの便とあったので後者を選ぶ。花時計と遠くからではあるが大噴水を見てオープンタイプのツアーバスに乗る。 客は我々と老女性の2人のみ。日本語の案内テープを流してくれる。 新市街地の赤十字・旧国連・WTO・WHO等の前を通り、バスは再びレマン湖畔に戻り南岸を高級住宅街へ。帰りはラグランジュ公園前で降ろしてもらい公園を見てから路線バスで旧市街地に戻る。 サン・ピエール大聖堂は既に閉館で入れず。近くのカフェでのんびりとビール。 路面電車でホテルに戻り、近くのレストランを物色。イタリアンレストランに落ち着く(席は歩道)でアントレコット(牛の背肉)コキーユサンジャック(帆立貝)を食べる。 美味い肉だった。 |
ジュネーブ〜シャモニーモンブラン〜ツェルマット ベットで雨音を聞く。 行程が厳しいので朝食抜きでチェックアウト。 幸い傘は要らず。駅でパンとジュースを買い、ブリーク行きのIC(大都市間特急)に乗る。 【スイスフレキシーパス2等2人3日】を使用。 (日本で事前購入) 通勤時間でローザンヌまで満員。やっと明るくなってくるが相変わらず曇り空。 海のようなレマン湖の向こうには雪を抱いた高い山が見える。車内からシオン城を見る。 山間に入りマルティーニでシャモニ行きの登山電車に乗り換える。 ツアーの団体と一緒になってしまい2両編成の電車は満員。我々は補助席に座る。 いきなりアプト式の急勾配。よくまあこんな所に線路を牽いたと思うような岩山の急斜面を巻いて行く。 途中は雨だったが東の空から晴れ間が見えてくる。険しい雪の山と谷あいの街が美しい。 フランスのシャモニーモンブラン駅に着いて困ったこと。荷物を預けるところが無い。 今日はツェルマットまで行くので全ての荷を持っているのに。フランスはテロ対策でコインロッカーも私物を預かるところも一切無いとのこと。伊藤も気づくのが遅れた。 結局、登山具店に事情を話し預かってもらう。 目指すはモンブランの展望台エギーユ・デュ・ミディ。 ロープウェーは大混雑でなかなか乗れないとガイドブックに出ていたが、乗り場には人がまばら。切符を買いにいくと上は霧で何も見えないとのこと。ツアー客も諦めて乗らないようだ。 折角来たのだからと思い切って乗車。10人足らず。ぐんぐん登っていく。 上はガスが掛かっているが下はすっかり晴れて、街も氷河もシャモニー針峰群にも圧倒される。 最後はエレベータでほとんど人のいないテラスへ。 ガスが取れてきた。 見えた!ヨーロッパ最高峰のモンブランが。 感激。思わず伊藤と握手。 一人の日本人が話しかけてきた。「昨日、ツェルマットにいたがマッターホルンは見えず仕方なく今日は早くからここに来たが今まで待っていてやっと見えた」と。 我々は本当にラッキー。 満足して下山。昼を大きく過ぎ、多くのレストランは昼休み。やっとピッザにありつける。 すかっり晴れてモンブランを見ながらのビールが美味い。 14時になってようやく荷物を預けた登山具店が午後の開業。伊藤が買い物をしてトラブル無し。 直通の登山電車が無く、途中で1時間待って乗り継ぐ。マルティーニからICに。 フィスプで乗換えツェルマットへ。やはり途中の急勾配はアプト。 夜遅く駅からタクシーで【ホテルRomantica】へ。ツイン部屋。 【ホテルRomantica】は伊藤が26年前新婚旅行で泊まり、子供たちを連れて13年前に泊まったところだという。メインのバーンホフ通りの西側一段高いところで花に囲まれこじんまりとした家庭的なホテル。 |
ツェルマット 暗いうちに起きる。バルコニーからは市街地が一望できるがマッターホルンは残念ながら山陰で見えない。ゴルナーグラードの左のホーテリ、ロートホルン・パラダイスが見える。 ガイドにあった教会と墓地の前を通ってマッターフィスパ川の橋に行く。 マッターホルンが飛び込んできた! 未だ明けきらない空に雄姿が。それだけで感激。 日本人が多く20人位集まっている。7時15分頃、待望のモルゲンロード。 夢に見た巨人が目の前に。撮りまくる。 朝食後、登山電車でゴルナーグラートへ。 車窓右側には雲ひとつ無いマッターホルンが。これがスイスと感じる緑の牧草地が。 紅葉は見られない、と言うよりも広葉樹があまり無い。 ゴルナーグラートはスイスの代表的展望台。駅周辺から心行くまで展望を満喫。 左から ロッチャ・ネーラ、ブライトホルン、 氷河、マッターホルン、ツィナール・ロートホルン、ヴァイスホルン。 そこからリッフェルベルクまでハイキング開始。 リフェルゼーは小さな池だが逆さマターホルンが風の無い青い湖面に美しい。ガイドブックより素晴らしい。 リフェルゼーはすぐ下にもう一つある。こちらもいい。 ゆっくりとキオスクで買ってきたサンドウィッチを食べながらのビールが旨い。 思わず「万歳!」 大草原の中、登山電車を撮りながらリッフェルベルクへ。 残念なのは結構牛の糞が多い。 リッフェルベルクから更に足を伸ばしリッフェルアルプヘ。 ここらに来ると潅木が多くなり始まったばかりの紅葉も何となく色を添える。 リッフェルアルプから登山電車で下る。 夜はホテルのすぐ下の日本語観光案内所の裏にあるレストランで伊藤お薦めのフォンデュ・ブルギニオンを賞味する。 軟らかい脂身の無い肉だがサッパリし過ぎで味が無い。 ただオイルは油くさくなくサラッとしている。店に聞くとロシアの「アラーキ」という油と言うことだが。(後日調べても分からなかった) |
ツェルマット 早朝、昨日と同じ橋に行く。今度は中国人ばかり。 マッターには雲が掛かっている。 教会の傍に戻った頃、雲が取れる。 少し南のシュルーマッテン・リフト乗り場の方へ行ってみる。ここの方がモルゲンロードを見るには良かったかもしれない。 今日はスネガ・パラダイスへ。地下ケーブル駅まで少し歩く。 スネガに着いたがマッターには雲が次々と掛かり空も晴れてはいるがすっきりしない。 ロートホルン・パラダイスもガスが掛かって見えない。 ブラウヘルトまでゴンドラで上がりハイキング開始。まず東のシュテリゼーを目指す。 森林限界を超えており湿原系の岩交じりの斜面を歩く。 途中放牧の羊の群れがマッターホルンをバックに絵になる。 シュテリゼーでも逆さマッターが見られた。 澄んだ青空だったらもっといいのに。贅沢か。 西に向かって下る。背後にヴァリスアルプスの山が逆行で美しい。 林道を下り、右に下りると間隔を空けた針葉樹に囲まれたグリンジゼーに着く。 ここから見る逆さマッターも絵になる。 満悦し昼飯。昨夜酒屋で買ってきたビール(ハイネケン)で乾杯。 スネガまでもフィンデルンの村を下にマッターホルンを見ながら静かで雄大なコースを辿る。 スネガ・パラダイスのすぐ下のライゼーは遊具があったりして人工的な雰囲気で写欲を失う。 地下ケーブルで下り、特有のミルク色のマッターフィスパ川に沿ってマッターホルン・グレーシャー・パラダイス行きのゴンドラ乗り場に向かう。 駅でエギーユ・デュ・ミディで会った日本人男性に会う。 「上で見たマッターホルンは右側に雲が掛かり稜線が見えない」とのこと。 ゴンドラは牧場のゆったりした村の上を南に向かい、フーリで乗換えトロッケナー・シュテークで更にロープウェーに乗換え4000m級の峰々と氷河を眺めながらクライネマッターホルン山頂にあるヨーロッパ最高の展望台、3883mのマッターホルン・グレーシャー・パラダイスに着く。 富士山より高い。 エレベータと急な屋外階段を上がる。空気が薄いのと眩しさで眩暈を感じる。 イタリア側は雲が多いが、目の前に今までとは違う形の三角形のマッターホルンがある。 だんだん左の稜線の雲も取れてくる。本当についている。 ブライトホルン側も素晴らしい。 大満足で下山。ゴンドラ駅のレストランテラスで夕方の逆光の中のマッターを眺めながら祝杯。 夜は肉よりは軽いものと思いスパゲッティーにする。クリームソースは結構旨かった。 |
ツェルマット〜シュピーツ〜ブリエンツ〜グリンデルワルト 移動日。中国人の団体が朝食の席を占領していた。 外に出たが雲に覆われマッターは全く見えない。 ツェルマットに別れを告げ、フィスプでベルン方面行きに乗る。長いトンネルを出る頃はいい天気に。 シュピーツで途中下車。ガイドに載っていたトゥーン湖畔の古城を駅前から眺める。湖面の向こうには霞んだ山々。手前には古城と穏やかなシュピーツの坂の町が見下ろせる。 30分後のインターラーケンオスト行きのICに乗る。トゥーン湖を見ながらブリエンツ湖と繋ぐ運河の美しい街のインターラーケンに着く。 コインロッカーに荷物を預け、駅前の売店でホットドックの昼食後ブリエンツに向かう。 ブリエンツ湖を右に見ながら湖畔のブリエンツに到着。湖畔のホームから見る景色も素晴らしい。 スイスに来てから決めた蒸気機関車でのロートホルン小旅行。 世界の鉄道マニアの憧れの的といわれる鉄道BRBでロートホルンに向かう。 アプト式急勾配をドラフト音を響かせてゆっくりゆっくり登る。 ブリエンツ湖の白濁した青と周辺の街並みの赤い屋根がだんだん下になっていき今度は大草原の斜面が広がってくる。 SLの音(音量に注意) この【SLの音】は針葉樹林から岩の切通しを抜け草原が広がるまでの約1分です。 途中給水で停車。降りて写真も撮れる。1時間掛けて山頂駅へ。 ロートホルン山頂まで歩く。ブリエンツ湖の上にはこれから行くベルナーオーバーラントの峰々が雲の間から雪を光らせている。 下には草原の中を大きくループを描く線路があり、勿論SLを連写する。 来て本当に良かった。 インターラーケンで荷物を出し、登山鉄道BOBでグリンデルワルトにむかう。 目の前の大きくアイガーとシュレックホルンの北壁が立ちはだかるグリンデルワルトに着き、駅のホームにある【ホテルDerby】にチェックイン。 バルコニーからはアイガーとシュレックホルンの壁とクライネ・シャイデックに向かう登山電車が家の点々とする緑の牧草地の間に見える。 まだ、スイスに来て洗濯をしていない。下着がなくなってしまうので伊藤がコインランドリーを探しに行くがもう閉店まで時間が無いということで明日にする。 酒屋を探しついでに街を歩くがそんなに賑やかではなく酒屋も見つからない。 夜7時にはレストランを除き開いてる店は無い。 夕食はホテルのレストランでトマトソースのスパゲティーを食べたが、茹で過ぎか伸びたラーメンのようで半分しか食べられなかった。 ホテルのバーはビールジョッキCHF5で安かった。 |
グリンデルワルト ユングフラウヨッホに行ける周遊パスを購入。 登山鉄道で一駅のグルントまで下りゴンドラでメンリッヒェンに上がりクライネ・シャイデックまでハイキング。 ゴンドラは結構長い。 メンリッヒェンはガスの中で最初は何も見えない。 ハイキングコースは幅3mもある砕石を敷いた緩やかな下り。ガスが取れてくる。周りは大草原。 池塘もあり高層湿原になっているが放牧され、牧草と高山植物が混在している。 雲の間からアイガー北壁が垣間見えてくる。 老夫婦のハイカーが多い。ブルーベリーの葉が赤く草紅葉となって映える。実を採取しているハイカーもいた。 下にクライネ・シャイデックの駅、正面にメンヒが見えてくる。ユングフラウは雲の垣間に。 グリンデルワルト駅のキオスクで買ってきたパンを食べ、登山鉄道WABでユングフラウヨッホへ。16年の歳月をかけて出来た登山電車。ほとんどがトンネルの中。 途中二箇所のトンネル内駅で見学時間があり、アイガーの岩壁をくり貫いた窓から氷河を始め外の山々が見られる。 ヨーロッパ鉄道の最高地点ユングフラウヨッホ地下駅に着き氷河の中に彫られた氷像を見てエレベータでスフィンクス展望台へ。 素晴らしい展望だ! 紺碧の空にユングフラウ、メンヒ、アレッチ氷河を思う存分写真に収める。キバシカラスもお出まし。 駅から外に出ると眩しい銀世界。雪原歩きを楽しんで次のハイキングへ。 途中駅アイガーグレッチャーで途中下車。クライネ・シャイデックまでハイキング。 下に見えるクライネ・シャイデック駅周辺が写材になる。 ホテルに帰りコインランドリーへ。 仕上がるまで日本語観光案内所(JTB)でチーズフォンデゥの美味しい店を訊く。 官製地図(日本でいう国土地理院の地図)もあったが、ガイドブックで十分なので買わず。 洗濯が終わり、ホテルの部屋でロープ(予備の靴紐)を張って干した後、街に出てチーズフォンデゥの店を探すが分からず、良さそうなレストランでサーモンを食べる。 |
グリンデルワルト 朝から快晴。ホテルのバルコニーからアイガー山頂に僅かに当たる朝日を撮る。 10分ほど歩き、まだ人の少ないゴンドラに乗りフィルストへ。 途中2箇所駅があるが乗ったまま次のロープに乗り移っていく。2箇所目は直角に曲がる。 アイガー、シュレックホルン、ベッターホルンが朝日に輝き、南側の山を背景にした牧草地も実に美しい。大きな滝も見える。 アイガー側の峰々からグリンデルワルトの谷を隔てたフィルストからハイキング開始。やはり広い砕石の道を登っていく。 今回の旅行の中では少ない登りだったが広々とした高層湿原の中でゆったりと歩ける。途中小さな池塘があるが凍っている。 高山植物の花の解説が書いてある小さな看板が結構ある。花の時期は綺麗なのだろう。今はトリカブトの群落が目立つ。 レストランでも作るのだろうか工事現場に出くわした。何の抵抗も無く数メートルはあろうか高層湿原の黒い土を掘り返しているには少々ガッカリした。 やっと見えた湖はバッハアルプゼーに繋がる手前の調整池みたいなもの。その先にバッハアルプゼーが山間に小波を立てていた。絵葉書を見るように美しい。取り囲む山にも雪がついている。 バッハアルプゼーを半周し、今朝パン屋で買ったサンドウィッチを食べながらビールでのどを潤す。 湖の回りも草原になっているがここまでも放牧されており、牛の糞を避けながらにはちょっと参ったがそれも忘れさせる絵の世界。 逆さシュレックホルンは風波で見られない。 ハイカーの多くはファウルホルンの方に向かって行く。もし今度来る機会があったら行ってみたい。 引き返す途中の小さな池塘は溶けてベッターホルンを綺麗に映していた。 グリンデルワルトに降り、いいロケーションがあったのでベッターホルンを背景に教会を撮った。 後で絵葉書に同じ構図のものを見つけた。 フィルストの一日に満足してジョッキを干す。 スーパーで土産を買い、夜はスイスならではのフォンデュ・フロマージュを昨日見つけられなかったホテルのレストランで賞味する。ラクレットも美味かった。 当初、予備日としてもう一日グリンデルワルト周辺を歩く予定であったが、天候に恵まれた歩きが出来たので急遽一日切り上げて帰ることにする。但し帰りの飛行機の席が確保できるか不安とのこと。 |
グリンデルワルト〜ベルン〜ジュネーブ〜パリドゴール空港 雲で全く山が見えないグリンデルワルトを後にインターラーケンからベルンへ。 ベルンの駅は駅自体が直角に曲がっており出口を間違えると方向感覚を失う。 ロッカーに荷物を預け、まずトロリーバスでアーレ川東端まで行く。 クマ園のレストランでベルン風チーズ料理の昼食を取ってから中世の町並みそのままの旧市街地へバスで引き返す。 スイスで最も高い大聖堂を見学。300段以上の階段を登って世界遺産の旧市街地の全貌を見下ろす。何とも美しい街並みなのだろう。 大聖堂自体は改修中でちょっと拍子抜け。 大聖堂から駅までカジノ、連邦議事堂、牢獄等コースを噴水、市場を見ながら歩く。 駆け足で回ったベルンを後にICでジュネーブ空港に向かう。 空港でのパリ行きの入国審査は厳しい。ザックに入れてあったGPSが引っかかったのかザックの中身を全部出す。 席はばらばらだがパリ行きには乗れた。1時間10分でドゴール空港。 成田行きは空席が無ければ職員特権の航空券では乗れない。出発1時間前まで分からない。下手すれば空港のホテルに泊まらねばならないとのこと。 空港内のレストランで食事。 やっと乗れることにはなったがビジネスクラスは1席。仕方なく伊藤がビジネス、私がエコノミーということになる。 AF278便23:25発。3人掛の真ん中に座ったがなかなか寝られない、通路側に外人男性、トイレにも行きづらい。伊藤のおかげで安く乗っているんだから我慢我慢。 |
成田空港へ 定刻、成田着18:00。 JRで真っ直ぐ帰宅。 |
航空券 実費 交通費 スイスフレキシーパス2等2人3日(1人分) \20,600 現地交通費 \36,000 飲食代 \50,000 宿泊費 7泊 約\70,000 その他 |
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