四季の風

登った山々で参加者が詠んだ短歌・俳句・川柳・自由詩を集めました。
四季折々の情景が甦ってきます。

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太平山 R.11.23

霊峰に 茶店の床(とこ)に 舞うモミジ参加者A
紅葉越し 陸の松島 プチ宴参加者A

大台ケ原山 R6.10.24〜26

人生の 秋を楽しむ 山旅は 京都奈良から 大台ヶ原純米
ままならぬ 足を引きずり 健脚の 遠き姿を 追い掛ける道純米
600回 記念の山の 頂は もみじ輝く 大台ヶ原純米
遠き日々 顧みながら 下る道 木の間のもみじ 振り返りつつ純米
心地よい 鈴の音響く 下山道 若きハイカー 足どり軽く純米
健脚の 仲間今ごろ さて何処 無事の帰りを 願うひと時純米
素晴らしき アテンダントに 恵まれて 終始楽しき 秋の山旅純米
山肌に 黄金に輝く ススキかな参加者A
いにしえの 都の秋に 記念の歩参加者A
錦絵が 重なる山の 笹の原参加者A
何故登る 仲間と味わう これ名山参加者A

都留アルプス R6.4.13

はな(桜)の中 老いたるピーヤ 今もなお参加者A
春風に またねと揺れる 若枝かな参加者A
キャッスレス 使えた喜び まだ傘寿参加者A

昭和の森 R6.3.30

カタクリも 日焼けすまいと 下向いて参加者A
まだ老いぬ 花より食い気と 染める頬参加者A
花達も ついて行けない 温暖化参加者A

令和5年 年末 R5.12.28

天空を 突き差す槍の その姿 表銀座を 行き着く先に純米
白馬の 大雪渓を 登り詰め 辿り着きたる 夢の花園純米
横尾から 涸沢越えて 奥穂高 ザイテングラード 最後の急登純米
荘厳で 近寄りがたき 剱岳 アルピニストの 憧れの的純米

豊岡愛宕山 納会山行 R5.12.23

冬枯れの 名もなきピークに 心寄せ参加者A

淡雪山 R5.11.25

鈍行の 車窓に雪山 首回し参加者A
傘寿喜寿 雪山眺めて 祝い酒参加者A
回重ね 頭も山も 冬支度参加者A
ほろ酔いの 夜空に霞む オリオン座参加者A

陣馬山 30周年 R5.5.27

熟年の 仲間今なお はつらつと 笑顔弾ける 陣馬の山で純米
山旅の 年輪重ね 今もなお 山への思い 尽きぬ頂純米

大霧山 R5.4.22

また春に やって来ました 秩父村 あの日の感動 今日も再び純米
鮮やかな ツツジ目にして 稜線を 辿る足取り しばし軽やか純米
粥新田を かつて越え行く 村人の 往時の姿 偲ぶ尾根道純米

宝登山 R5.2.11

一夜明け 秩父の里は 銀世界 目指す頂 ろうばいの園純米
蝋梅の 花一段と 輝けり スカイブルーの 空をバックに純米
両神の ランタン灯した あの夜の 宴の記憶 よみがえる丘純米

仙元山(新年山行) R5.1.21

茶屋の旗 相模の空に なびかせて 今年の安寧 祈る頂純米
熱々の 甘酒おでん いただいて しばしの憩い 仲間と共に純米
新年の 宴の席の 語らいは あの山この道 懐かしきこと純米

新年 R5.1.1

初春に 仰ぐ富士やま 峰きよし山ぶどう
参道に 落ちた病葉 踏みしめて参加者A
初詣 今年の神様 マスク無し参加者A

三條大塚山(納会) R4.12.24

富士を背に 大海原を 見渡せば 明日への望み 叶う予感が純米

景信山 R4.12.10

木洩れ日に きらり輝く 冬紅葉 稜線行けば 目指す頂純米
頂は 師走の街を 抜け出した ハイカー憩う 茶屋のテーブル純米

御岳山ロックガーデン R4.9.10

ひたすらに ただひたすらに 水走る ロックガーデン せせらぎの道純米
秋めいて 道の辺に咲く 秋海棠 御師集落の 家並み静か純米

日の出山 R4.8.27

猛暑から 逃れて多摩の 奥深く 辿る山道 すずかぜ(涼風)頬に純米
妖精か レンゲショウマの 羽根透かし参加者A

太平山 R4.6.25

神仏に 参りて後の 楽しみは 茶店で憩う 安らぎの時純米
紫陽花の 山から見渡す その景色 陸の松島 関東の地に純米

筑波山 R4.5.28

参道の 杉の古木に 思いやる 永き月日を 生き抜きしこと純米
カップルの ハイカー賑わう 女体山 永久の幸せ 祈る岩山純米

堂平山 R4.4.23

春色に 染まる里山 秩父村 目指す霊峰 堂平山純米
せせらぎの 音耳にして 歩を運ぶ 峠に続く すみれ咲く道純米
パノラマの 遥か彼方の 絶景は パッチワークで 描かれし山純米
大根の 花涼しげに 咲く川の ほとりで憩う 山下りし時純米

大野山 R4.4.9

山間を 曲がりくねって 御殿場線 谷峨の駅から 望む頂純米
鍛錬の 成果を試す 大野山 きついカヤトも 振り向けば富士純米

六国見山 R4.3.12

待望の 花の季節の 到来に こころ穏やか 鎌倉の路地純米
紅梅の 香りいかにと マスク越し 顔近づけて 山門の前純米

大楠山(新年山行) R4.1.8

淡雪の はかない命 思いつつ 小さき川を 渡る山道純米

大福山(納会) R3.12.25

大いなる 福をもたらす 山に来て 神に願うは 永久の幸せ純米

大福山 納会班名:思い出の北アルプス R3.12.25

"白馬" の 大雪渓を 登り詰め 辿り着きたる 夢の花園純米
横尾から 涸沢越えて "奥穂高" ザイテングラード 最後の急登純米
天空を 突き差す "槍" の その姿 表銀座を 行きつく先に純米
荘厳で 近寄りがたき "劔岳" アルピニストの 憧れの的純米

百蔵山 R3.12.11

寺を出て 急な登りの 連続に 一息ついて 垣間見る富士純米
心地良い 山の疲れが 残る日の 脳裏かすめる 麗しき富士純米

弘法山 R3.11.13

小春日を 背に受け憩う 頂は 神の降り立つ 権現の杜純米
手放しで 展望楽しむ あの笑顔 富士の白雪 景勝百選純米
空海が この絶景を 前にして 民に 広めし 仏の教え(想像)純米

天狗山 R3.10.23

久々の 県外山行 再開に 喜び勇む いつもの車両純米
由緒ある 織姫神社 皮切りに 険しき道を 進む稜線純米
空っ風 吹きて彼方の 山々の 姿良好 昼の頂純米
織姫の 神に念ずる その想い 山の仲間の 絆よ永久に純米

船塚山 R3.10.9

心地よい 秋風抜ける 頂で 憩うひと時 仲間と共に純米
風雪に 耐えて今なお そそり立つ 巨木の威厳 小櫃の山に純米
青空を 背に咲き誇る 紅芙蓉 今日のひと日を 精一杯に純米

馬来田百両山 R3.4.10

あの夏の あの尾瀬ヶ原 思い出す 馬来田の泉 清き流れに純米
鶯のさえずり 蛙の鳴き声 負けじと響く おしやべりの声 馬来田の地にキンラン
我が人生と共に 山行に来てまで 大スベリなりキンラン
新緑で 山はだ染まり もえぎ色エ−デルワイス
穏やかな 春の日差しで 心和むエ−デルワイス
もう一度 訪れたいな 馬来田路エ−デルワイス
野辺の道 鶯初鳴き コロナ禍でハクサンチドリ
キジ鳴きて 流れも清し 心ゆく万幹
春の野や ここ里山に コロナ無し又 いく蔵
馬来田駅 ブルーベリーが 出迎えるマイヅルソウ
草原の 菜の花ランチ 雉も鳴くマイヅルソウ
無人駅 ツバメ飛び交う 賑やかにマイヅルソウ
房総にも 尾瀬があった 木道と 湧き水光る いっせんぼくよマイヅルソウ
馬来田路や 菜花いっぱい 空青くわすれなぐさ
蛙鳴く 湧水流る 木道にわすれなぐさ
せせらぎの はんの木湿原 春を見にヤナギラン
のどけきや うまくたの路 雉鳴きてヤナギラン
飲んで食べ 若葉の中に 吸い込まれ参加者A
早緑の 踊り子たちに 迎えられ参加者A
"万葉" を 一割見つけた "千葉" の里おそまつ

三舟山(桜) R3.3.24

山上の 大島桜の 微笑みに 心癒され 至福の時が純米

三舟山(新年山行) R3.1.9

初富士を 背後に集う 山仲間 今年も行くぞ 試練乗り越え純米
恒例の 初甘酒に 舌つづみ みんなの笑顔 弾ける頂純米
穏やかな 日差し背に受け 里山の 春の兆しを 感じる旅に純米
凍晴(いてばれ)の 朝ウキウキ 靴を履く参加者A
    竹杖で 霜柱突く 初登山参加者A
甘酒の 香り漂う 山宴参加者A
    駕籠かきも 歩を進めたか この道を参加者A
冬落ち日 平穏願って もう一杯参加者A
マスク声 益々曇って 増す苦労おそまつ

白浜城山 納会 R2.12.26

遠方に 浮ぶ島々 眺めれば 想い甦る 神宿る島純米
頂亭 亭主のことを 思い出す チャランポラン鍋を つつくひと時純米
コロナ禍の 長いトンネル 抜ける日を 夢にまで見る 師走の夜に純米

三條大塚山 R2.11.28

窓開けて 北風呼び込む この時勢参加者A
    もみじ葉が 風に掃かれる 石階段参加者A
胸に手を 思い出す恋 もみじ路参加者A
    汗かきに また恋よと 枯れ尾花参加者A
石投げも 柚子に届かぬ 四十肩参加者A
    柿を手に 悪ガキの頃 懐かしや参加者A
この秋も 錆びた線路に 音は無し参加者A
    夕闇に 師走近いと 信号機参加者A
万葉の 里を目指して ひた走る 赤きディーゼル 旅人乗せて純米
野に咲きし 可憐な花を 愛でた日の 想い再び よみがえる旅純米

新倉山 R2.11.14

久々に 富士の高嶺を 仰ぎ見る 山の楽しさ 噛みしめながら純米

三舟山 R2.6.27

うぐいすの 声冴え渡る 湖の 畔に集い 憩うひと時純米

新型コロナで中断中 R2.5.31

気心の 知れた仲間と 逢える日を 心待ちする 梅雨入りの午後純米

お花見 三舟山 R2.3.21

里山の 春を彩る 桜花 宴の席の 心華やぐ純米

大塚山 R2.2.8

参道の 信者見守る 御岳杉 行き着く先は 極楽浄土純米
コーヒーの 香り漂う 頂の 束の間の春 立ちて陽だまり純米
御嶽山 ケーブルの列 人まばら らくらくコースで 頂上めざすキャンベル
剛さんの 食後のコーヒー 格別で チョコをお供に 満足満足キャンベル

小長谷さんの墓参り R2.1.16

亡き友の 眠る墓前に 参る日の 加曾利貝塚 冬枯れの野辺純米

仙元山(新年山行) R2.1.11

穏やかな 海に向いて 山旅の 安全祈る 逗子の山から純米

令和元年を顧みて R1.12.31

顧みる あの天空の 鷲ヶ峰 感動残る 今も心に純米

雷電山 R1.9.28

秋風に そよぐススキの 丘陵は 青梅見降ろす 語らいの道純米
うっすらと 見えるよほらね スカイツリー 遥か彼方の ビルの向こうに純米

鷲ヶ峰 R1.8.24

夏山の 今年の締めは 鷲ヶ峰 しばし天空 稜線散歩純米
高原の 鷲の目で見る 遠方は 八富士地蔵 甲斐駒仙丈純米
久々に 花乱れ咲く 草原を のんびり歩く 午後のひと時純米
行く夏を 惜しみて鳴きし 松虫の 声聞きながら たたむTシャツ(自宅にて)純米

岩手山 R1.7.31〜8.2

山小屋の 夜の語らい 盛り上がる 山への想い 明日への希望純米
コマクサに 目を奪われし 焼走り 友待つ麓へ 急ぐ足取り純米

あじさい山 R1.6.22

想い出の 橋のたもとに 続く道 四葩の花を 愛でるひと時純米

烏帽子岳 R1.5.11

夏来る 烏帽子の岩稜 風そよぎ 妙義浅間の 遠望楽し純米
上州路 山新緑に 覆われて 揺れる電車の 弾む語らい純米

大持山 H31.4.13

秩父路の 今を彩る 春もみじ 木の芽煌めく 山間の里純米
秩父錦 味わう車中 この芽時純米

石垣山 H31.3.23

秀吉が 腰を抜かすか 花の宴 スープ餃子の 一夜城ヤナギラン

岩山 H31.3.9

岩峰に 立ちて眺める 連山は 男体女峰 日光白根純米
窓越しに 沈む夕陽に さよならを 今日のひと日に 感謝を込めて純米
数か所の 傷は勲章 岩登りヤナギラン

大山 H31.2.23

頂の テーブル飾る チョコの花 春待つ山に 至福の時が純米
出かけましょう あまい誘いに のせられし ヨカッタ ヨカッタ 空の青さよヤナギラン

高川山 H31.1.26

男坂 ふと振り向けば 初春の 富士輝けり 松の木越しに純米

六国見山(新年山行) H31.1.12

獅子谷を 越えて六国 峠道 甘酒香る 天上の園純米

愛宕山(銚子) 納会 H30.12.22

納会の レシピ片手に 東屋で 和気あいあいと 調理始まる純米
頂の 亭主今頃 さて何処 我らが姿 眺め入るかな純米
田園の 夏目の堰に 北国の 水鳥浮かぶ 水面静けし純米
頂亭 かほり天まで 届いたか うれし涙か そぼ降る雨がヤナギラン

唐沢山 H30.12.8

亡き友の ことが頭を よぎる日の もみじ輝く 唐沢を行く純米
数々の 四季の山々 訪れし 我が山旅の 終着いずこ純米

小長谷さんを偲んで(命日 H30.11.16)

(闘病期)
家族から 病のことを 知らされし そぼ降る雨の 五月の夜に(H30.5)純米
遠慮なく 甘えてくれよ 俺たちに 君の心が 休まるならば(H30.6)純米
納会の レシピ肴に 盛り上がる あの日の山を 語るひと時(H30.8.18)純米
打ち寄せる 波の如くに 繰り返す 胸の痛みの 続くこの頃(H30.9〜10)純米
住み慣れた 我が家に帰る その時に 持てる力を 振り絞る君(H30.11.6病院を退院)純米


(H30.11.16自宅で逝去)(逝去後)
あの声が 二度と聞けない 寂しさに 胸の痛みが 募る夕暮れ(H30.11.16)純米
友逝きて 時の止まりし 一日の 小春日和の 空の青さよ(H30.11.17)純米
その花の 向こうに富士が 見えるよと 指差す友の 声今はなく(H30.11.7)純米
懐かしき 剣御前の 頂は 君と過ごした 想い出の夏(H10.7月)純米
芸術と 人を愛した 人生は 心優しき 息子に継がれ(H30.11.23)純米
数々の 君との山の 想い出が 今あふれ出る 胸の底から(H30.11.23)純米
お互いに 励まし合いし 腰痛は 吾のみ癒えて 君は旅立つキャンベル
腰痛は 癌の転移に よるものと 吾らに知らせぬ 君のやさしさキャンベル
祭壇の 遺影の君は 笑顔あふれ 山の楽しさ 喋るごとくキャンベル
食卓で 夫と語るは 君のこと 話題は尽きず 献杯続くキャンベル
目閉じれば 君の思い出 あふれきて 眠れぬ夜に 眠剤を飲むキャンベル


(想い出の写真から)
さり気なく 手を振る君は 優しくて きらめく黄葉 空は青空(平ヶ岳H15.8.23)純米
桃源郷 笑顔の君の 彼方には 雪の北岳 間の農鳥(蜂城山H16.4.10)純米
白いシャツ とても似合うよ 爽やかで 笑顔素敵な 優しい君に(蜂城山H16.4.10)純米
アルプスの 表銀座を 縦走し 行きつく先は 常念の丘(常念岳H16.7.24)純米
久々に 仲間と語る 山のこと 君が流すは 嬉し涙か純米
西伊豆の 弟思いの 兄さんが 手塩に掛けた みかんの里で(達磨山H19.1.13)純米
君はよく たった一人で 出かけたね 行者の如く ただひたむきに純米
爽やかな 春に出かけた バスハイク 君が来るのを 待っていたんだ純米
頂の 亭主満足 この笑顔 やったぜ今年も 最後の締めを(津森山H22.12.23納会)純米
こんなにも 亭主のことが 慕わしく 思うは君の 優しさなれど(津森山H22.12.23納会)純米

秋山二十六夜山 H30.11.10

小さな秋 見つけて足元 落ち葉道参加者A
長い道 褒美のごとく もみじ舞う参加者A
谷に下り 里道出れば 落ち葉炊き参加者A
頂亭 楽しみに待つ 霜月かな参加者A

日光白根山 H30.10.12〜13

燦然と 輝く記録 打ち立てた 我らが万幹 永久に不滅純米
次々と 登頂記録 塗り替える 真砂の長老 まだまだ元気純米
健脚を 引き連れ歩く 隊長の 足取り軽やか 七色平純米
台風を 耐え抜き残る 黄葉に 染まる丸沼 林道静か純米
またひとつ 心に染みる 山旅が 千山会の ページを飾る純米
黄葉の 樹林帯から 岩場経て 草紅葉美し(はし)日光白根山キャンベル
岩山の 登り下りを 譲り合い 日光白根の 懐に入るキャンベル
久々の バス利用での 山旅は 歌声響き きずな深まる キャンベル

尾瀬 燧ヶ岳 H30.7.25〜27

紅に 染まる尾瀬沼 陽が落ちて 湖畔を照らす 淡き月光(尾瀬沼)純米
尾瀬沼に 写る燧の シルエット 明日の好天 祈る夕暮れ(尾瀬沼)純米
みちのくの 最高峰の 頂に 立ちて見下ろす 尾瀬の全貌(燧岳)純米
湿原に 鴬の声 冴え渡り 静かな尾瀬の 抜ける青空(下田代)純米
山裾を 大きく広げ 尾瀬守る 燧の姿 頼もしきかな(中田代)純米
木道の 遥か彼方に 遠ざかる 燧に別れ 告げる牛首(上田代)純米
尾瀬ヶ原 キスゲの花は 終わりしも 青春歌謡 歌いつつ歩くキャンベル
水音を 頼りに下る 六十分 ついに現る 三条の滝キャンベル
滝を背に スマホでパチリ ハイポーズ いく蔵さんの 腕前いかにキャンベル
木道が 奏でる音止み 夏暮れへ参加者A
夏霧の 声が聞けるか 日の出前参加者A
見下ろして 友の声探す 夏山で参加者A
カッコ〜♪の さえずり渡る 尾瀬ヶ原参加者A

入笠山 H30.6.9

花を愛で 山を愛する 人々の 集う入笠 野草の宝庫純米
サングラス 越しに眺める 八ヶ岳 編笠権現 赤岳硫黄純米

小仏峠 25周年記念 H30.5.26

洟垂れの レシピ横目に 材料と 出しをぶち込み ハイ出来あがり純米
熱々の スープ餃子に 舌鼓 記念の山は 小仏の森純米
気心の 知れた仲間と 山歩き 過ぎし月日は 二十と五年純米
四半世紀 歩み続けし 千山会 "タッキー"の音頭で 登り続けようキャンベル
二十五周年 餃子鍋で 祝いおり "亭主"のレシピー まことに美味しキャンベル

武甲山 H30.5.12

カラマツの 新緑キラキラ 輝いて 遥か山並み 梢の先に純米

岩殿山 H30.4.28

岩殿の 険しクサリ場 登り切り 行く春惜しむ 大月の駅純米
梅を愛で 桜を愛でた この春も 八十八夜は もう直ぐそこに純米
股関節の 痛み和らぎ 春が来て 久々登る 岩山手強しキャンベル
ようやくに 千山会に 復帰叶い 医院通いも 過去となりしかキャンベル
鎧岩 鎖をたよりに よじ登る スリル満載 岩殿山はキャンベル

1月中旬 H30.1.17

足腰の 痛みと痺れに 整体医 整形外科医を 巡る正月キャンベル
腰痛で 新年山行 あきらめて 猫を相手に 一人甘酒キャンベル

新年 H30.1.1

古希過ぎて 新たな暦の ボタン押す参加者A

鋸山(納会) H29.12.23

木洩れ日の 差して参道 冬紅葉純米
サパの余韻 覚めやらずして 年暮るる純米

ベトナム サパ H29.11.3〜8

放し飼いの 子豚・ひよこは 母の後 チョコチョコついて 家に帰り行くキャンベル
刈り終えし 棚田歩くは 寂しくも 黄金の時期(とき)を 想いつつ歩く キャンベル
山間(やまあい)の 村で食せし 三色米 幼き日々の 祖母の味に似て キャンベル
児を背負い ガイドしながら トレッキング 黒モンの女性(ひと)の 逞しさ見るキャンベル
サパの村 起伏の多い山道を 黒モン族の ミーちゃんと歩くキャンベル
華やかな 民族衣装 身に着けて 老若男女 集うカンカウ純米
買主を 不安な顔で 待つ子牛 棚田取り巻く 市の片すみ 純米
週末の リゾートサパは 人あふれ 路上を埋める 市の品々純米
美しき 棚田の村の 原風景 憩う旅人 世界の地から純米
収穫を 終えて乾季の 棚田村 河の流れの 静かなりけり 純米
伝説の 龍降り立ちて 造られた 突き出る奇岩 ハロンの海に 純米
バイク乗る 若きカップル はつらつと 風切り走る ハノイの夕べ純米

白山 H29.7.26〜29

白山の 名がつく花を 追い求め ひたすら登る 敷石の道純米
永永と 続く信者の 歩む道 花乱れ咲く 神の遊び場純米
山降りて 加賀の夕べの ひと時は 記念山行 祝う酒盛り純米

石老山 H29.7.8

亡き友を 偲びて登る 石老山 山旅重ね 重ねて五百回純米
山百合の 一輪咲きし 顕鏡寺 疲れた体 癒されし時純米

雨引山 H29.6.24

健やかな 若子の前途 祈る母 紫陽花寺の 庭昼下り純米

金峰山・瑞牆山 H29.6.9〜10

若者の「こんにちわ!」の挨拶に 返事ままならず 岩峰登るキャンベル
若者に「お先にどうぞ」と ひと息つき 奇岩峰の 瑞牆に挑むキャンベル
シャクナゲの 咲く瑞牆は 急峰で 花を愛でいる 余裕吾はなしキャンベル
朝食は お粥のみにて 瑞牆へ 燃料切れで 息も絶え絶えキャンベル
山ガール 色とりどりの 服装で 最新グッズで ランチを作るキャンベル

三毳山 H29.3.25

みかも山に カタクリ・イチゲ(アズマイチゲ)咲き誇り カメラスマホで シャッターチャンスねらう キャンベル
一面の 緑の葉の じゅうたんに 紫白の 花楚々と咲くキャンベル
カタクリが カメラに向かって 乱舞する参加者A
待ってたよ カタクリ達の 大合唱参加者A
カタクリや そおっと揺れる 今日の風参加者A

巣雲山 H29.3.11 (東日本大震災から6年)

青春18きっぷ使い 巣雲山へ シニアの吾ら 青春謳歌すキャンベル
甘夏の たわわに実る 巣雲山 下山途中 皆で黙祷すキャンベル

御坂山 H29.2.25

見えざるも 坂の氷を 噛むアイゼン 休みて仰ぐ ま近の富士を ★洟たれ小僧
見渡せば サイトシィーングの 外人さん(ばかり)山は富士山 魔法の景色 ★洟たれ小僧
身に余る 参加の数を 重ねても 野暮な悟りに まだまだ遠し ★洟たれ小僧
薄化粧 して待っていた 御坂山 太宰治を 想いて登り純米
仰ぎ見る 紺碧の空 冴え渡り 御坂峠の 春まだ遠し純米

大楠山(新年山行) H29.1.14

古希迎え 新たな誓い 胸に記す 大島望む 山の頂純米

竜ヶ岳 H28.12.10

額縁に 入りきらない この裾野 行きつく先は 駿河の海か純米
いつ見ても どこから見ても その姿 秀麗富士の 美はとこしえに純米
ふた昔 前から続く 我が山行 新たな一歩 今日踏み出しぬ純米

両神山 H28.10.21〜22

霊山の 清きせせらぎ 耳にして 今宵の宿を 目指す沢筋純米
ランタンの 心地好さに 癒されて 楽しき会話 弾む夕食純米
頂の 遥か彼方の 山稜は 甲武信雲取 秩父の名峰純米
神宿る 険しき山の 岩稜の 深まる秋を 惜しみて下り純米

刈込湖 H28.8.27

うつ癒えて 久方ぶりの 山行は 友との再会 喜び満つるキャンベル
刈込湖は 小雨そぼ降り 静かなり 喘ぎ登りし 吾ひと息つくキャンベル

赤岳 H28.7.28〜30

懐かしき 行者の小屋は 今もなお 赤岳を背に 我らを迎へ純米
硫黄から 横岳越えて 赤岳に 花の癒しと 岩の厳しさ純米
約束の あの赤岳に 今立ちて 瞼に浮かぶ 雲上の富士純米

甘利山 H28.6.11

酔いしれし レンゲツツジに 富士の山ヤナギラン
白樺も 甘利のツツジを 包み込みヤナギラン
富士山と レンゲツツジを 肴にし 酒飲みかわす 笑顔また良しヤナギラン

天上山 H28.5.28〜29

海を越え 辿り着きたる その島は 神々集う 神津島なり純米
黒潮に 浮かぶ新島 式根島 遥か彼方に 利島大島純米
天空の 丘を目指して 登り行く シマツツジ咲く 神秘の道を純米
訪ねしは ひかりかがやく 紺碧の 海を見下ろす 神津島なりヤナギラン
鳴き砂を 踏みしめ愛でる シマツツジヤナギラン

竪破山 H28.4.23

竪破の 名は忘れても コシアブラ参加者A
タラの芽に 似ても棘なし コシアブラ参加者A
ツイ脇見 藪を目で追う コシアブラ参加者A
ワラビより 腰にやさしい コシアブラ参加者A
レツ乱れ 右に左に コシアブラ参加者A

弟富士山 H28.4.9

秩父路は 枝垂桜に 紅枝垂 里を彩る 百花繚乱純米

ミツバ岳 H28.3.26

ミツバ岳 ミツマタの花 今盛り うつむき咲きて 黄の顔かくすキャンベル
ジグザグの 山道に咲く ミツマタは 黄に見えたり 白に見えたりキャンベル

黒岳 H28.2.27

夏山を 見据えて登る 二つ星 脳裏に浮かぶ 八つの峰々純米

宝登山 H28.1.23

初雪を 踏みしめ登る 宝登山は 黄の花咲きて 臘梅香るキャンベル
ほんのりと 香りただよう 宝登山の 臘梅の下の 昼餉はうましキャンベル

新年 H28.1.2

元旦の 空どこまでも 青く澄み 穏やかなれと 今年を想い純米

鳴神山 H27.12.12

なにわとも 留守、守る人の 顔見えて 見せたき景色 山の頂 ★洟垂れ小僧
なんとなく「る」のつく言葉 考えて 見事転びて 山道下る ★洟垂れ小僧
な―るほど 類は友呼ぶ 格言どおり 皆んなそろって 山バカ(失礼!!)ばかり ★洟垂れ小僧

シダンゴ山 H27.11.28

シダンゴの 山で記念の 祝い酒 それにつけても 空の青さよ純米
喜びに 拳振り上げ ポーズとる それにつけても 空の青さよ(剣岳)純米
静かなる 丹沢の山は 午後の陽に 宿せる強さ 眩く見せる ★洟垂れ小僧
C調の 団体登山に ご加護あれ 寄の神 真白き富士よ ★洟垂れ小僧

唐松岳・五竜岳 H27.8.27〜30

たおやかな 稜線仰ぎ 唐松の テラスで憩う 至福の時を純米
不帰の 瞼登り来る 健脚の 姿探して 望む稜線(五竜岳)純米
振り向けど 振り向けどなお 霧かかる 五竜の姿 今だ拝めず(遠見尾根)純米
駒草に 思いもかけず 出会えてホッ参加者A
鎖場を 過ぎ雷鳥に 出会えてホッ参加者A
夏山を 熟し(こなし)仲間と 出会えてホッ参加者A
秋近し 今年のアルプス 終わってホッ 参加者A

チロル・ドロミテ H27.7.10〜19

ドロミテの 名を知り憧れ 数十年 お花畑を 我今歩くヤチヨ
花見ても 鋭く尖る 山見ても 感動百倍 友と一緒ヤナギラン
旅立ちの ジェットは遥か 空高く ウィーン目指して 一足飛びに純米
初めての オーストリアの 出迎えは その名はホテル エリザベスなり純米
ゴンドラを 降りた台地は 天空の 氷河輝く 雲上楽園純米
パノラマで つい見たくなる この景色 あの稜線は 国境線か純米
旅人を 誘う山の その魅力 今ここに来て 思い知るなり 純米
驚きの 奇岩連なる トレチーメ 挑む若者 その絶壁に純米
旅を終え 国境越える 列車から 手を振る先は あの山並に純米
ゴンドラで 一気に上る ホーエムート 氷河渡る風 花々揺らす キャンベル
雪溶けて チロルの山は 花じゅうたん ホッホヨッホホスピッツへ 足どり軽くキャンベル
牧草地 一面黄の花 咲き誇こり ストウーバイ谷は やさしさあふるキャンベル
ドロミテの 女王マルモラーダ でんとして 咲き誇る花 愛でつつ下るキャンベル
ふっくらと 形可愛い 白玉草 誰が付けたか チロルの和名キャンベル
山頂で 何回しただろ ハイタッチ 花に癒やされ 友と歩き抜いたキャンベル
山頂の 小屋で飲むビール うましかな 歩き切った ごほうび味わうキャンベル
あいさつは ハロー・グーテンターク・ボンジョルノ 国境跨ぐ チロルの山道キャンベル
国境は 関係ないと 咲き乱れ参加者A

黒檜山(赤城山) H27.6.13

下ってホッ 緋色の躑躅に 染まる淵参加者A
梅雨晴れ間 季節の裏側 ふた昔参加者A

車山・蓼科山 H27.5.22〜23

そよ風が 頬をすり抜け 高原の 先には遥か アルプスの峰純米
あの山も こっちの山にも 思い出が 今蘇る 登頂の時純米
頂上は 巨石ごろごろ 蓼科山 望む山並み 北アの名峰キャンベル
草原と 湿原交じる 車山 池糖のきらめき 心洗わるキャンベル
白樺の 肌をかすめて 風薫る参加者A
青春と 変わらぬ空か 峰の初夏参加者A
落葉松の 若葉を抱くよう 深呼吸参加者A

簑山 H27.4.25

春りんどう 二輪草咲く 簑山を 登りて行けば さみどりやさしキャンベル
山頂の 桜の見頃 ほぼ終わり 散りゆく花びら 昼餉を彩るキャンベル

足和田山 H27.2.14

片栗粉 踏みしめるごと 登りなば 富士は視界から 消ゆることなしキャンベル
集落が 樹海の際まで せめぎ合う 人の営みの たくましさ見るキャンベル

高畑山 H27.1.24

夏山の 頂見据え スタートを 切る二つ星 山は高畑純米
久々に アイゼン付けて 登りきる 第一クールの 訓練楽し純米

大平山 H27.1.10

富士を背に 鎌倉アルプス ハイキング 殿方作りし 甘酒格別キャンベル
新年の 鎌倉アルプス 歩き終え 参拝客 かき分け帰るキャンベル

年の瀬 H26.12.26

止まり木の 凛々しい姿 カワセミに 会えて嬉しい 年の暮かな純米
青空を 水面に映す せせらぎを 渡るカワセミ 宿は何処に純米

二股山 H26.12.13

二股山 倒木跨ぎ 岩越えて スリル味わう 冬枯れの一日(ひとひ)キャンベル

三頭山 H26/11/8

三頭山の 賑わう山頂 紀子さまと 出会いし喜び 興奮冷めずキャンベル
さくさくと カエデ踏みしめ 山小道参加者A
紀子様に 言われて拝む 高嶺富士参加者A
どこからか モミジ一枚 湯の上に参加者A

興因寺山・淡雪山 H26/10/25

あの峰は 薬師観音地蔵岳 心に残る 御室の銀河純米
素晴らしき 趣味を通して 積み上げた 己の軌跡友との絆純米
古稀迎え 願いかないし 山に立ち 遠くの峰を しばし見入らんやなぎらん

御嶽山 H26/9/13

彼岸花 ツクツクボウシが 降り注ぐ参加者A

八甲田山・岩木山 H26/7/31〜

想い出の 奥入瀬渓流 水清く 阿修羅の流れ 今も変わらず純米
旅人を 癒し続けて 幾百年 千人風呂の 湯は渾々と(酸ヶ湯温泉)純米
湿原に 黄の色一面 キンコウカ 雨中の我らに エール送るごとキャンベル
奥入瀬 八甲田・岩木山 歩き切り 疲れし足を 湯船でほぐすキャンベル

太平山 H26/6/28

名物の だんご焼鳥 玉子焼 ジョッキ傾け 謙信平純米
七不思議 寺の参道 七変化(大中寺)純米

鳴虫山 H26/5/10

ツツジから 始まる鳴虫 登山道 笑顔こぼれる ヤシオの小道純米
新緑や この瞬間を 今生きる純米
鳴虫山 アカ・シロヤシオ 咲きおりて 芽ぶきの森に 彩り添えるキャンベル

鷹取山(藤野) H26/3/8

山里や 一緒に膨らむ 木の芽かな参加者A
雪残る 雑木の尾根道 透かし富士参加者A

不動山(曽我丘陵) H26/2/22

梅林の 土手ににっこり 蕗の薹参加者A
曽我丘陵 梅にミカンに 賑やかで 拾いしみかん 食べつつ歩くキャンベル
帰り道 リュック一杯 みかん買い 孫の笑顔に 疲れ吹き飛ぶキャンベル

百蔵山 H26/1/25

一幅の 墨絵のごとき 富士の山 丹沢従え 鎮もりておりキャンベル
白富士を 目の前に据え またシャッター参加者A

新年山行 岩戸山・十国峠 H26/1/11

ついに今日 山行百回 達成す 富士を仰いで 甘酒うましキャンベル
十五年前 夢中で登りし 槍ヶ岳 思い出顕ち来る 吾が名峰なりキャンベル
背中まで 広がる十国 初山行参加者A
初山行 余韻を残して グリーン車参加者A
グリーン車 共に語らい 初詣参加者A
初詣 みんなの息が 背中まで参加者A

平成25年末

頂を 目指して苦節 二十年 輝く軌跡 時節を越えて (万年幹事に送る歌)純米

房州アルプス 無実山 H25/12/21

納会の 頂亭は トマト鍋 締めはリゾット それともおじや?キャンベル
波高き 東京湾に 夕日落ち 千山会の 納会賑わしキャンベル
底知れぬ 山の魅力に 取り付かれ 越えし山稜 数限りなく純米

塩見岳 H25/7/31〜8/3

アルプスの 苔むす香り 深呼吸参加者A
目の前に これぞ夏山 鉄かぶと参加者A
無事下山 高嶺で味わう 発泡酒参加者A

カナディアン・ロッキー H25/6/28〜7/6

ドル札に 描かれし絶景 モレーンレイク テンピークスに 今日も抱かれて純米
ビクトリア 氷河が造る 宝石(湖)の その名もルイーズ 美は永遠に純米
岩峰を 湖面に映す ボーレイク 氷河の流れ 大西洋に純米
ハッとする トルコブルーの 湖は ガイドペイトの 名前にちなみ純米
激流と レッドシダーの 森を抜け レイクたたずむ ターコイズブルー純米
恐ろしい 程に美しき マリーンレイク 夢の世界に 迷いしことに純米
ジャスパーの 忘れな草の 咲く丘は 永久に忘れぬ オパールヒルズ純米
ケーブルで 一気に上る サルファ山 地リスあちこち 楽しい予感キャンベル
ラーチバレー(唐松谷)芽吹きの中を ハイキング テンピークス眺め おにぎりほおばるキャンベル
河湖の ブルーに癒され 上る道 足元見れば 珍しき花キャンベル
オパールヒルに 遅き春来て 花園は 「私を見て」と その色競うキャンベル
挨拶はHI、HELLO どちらでも 行き交う山道 ただいま渋滞キャンベル
軽妙な トークで楽し バスの中 山に惚れ込む ガイド二人とキャンベル

本白根山 H25/5/25〜26

積み上げし 登頂記録 千の山 更なる高み 明日も目指して純米
千里 鶯(うぐいす)啼いて 歓談・混浴す 又楽しからずやいく蔵
残雪を トラバースしつつ 登りなば 眺望ばつぐん 本白根山キャンベル
記念誌の 写真が語る 千山会 情景顕ち来る あの山この山キャンベル
自らの 歴史を写す イワカガミ参加者A
空釜を 巡る初夏の メモリアル参加者A
中腰で 湯かきわけ進む おぼろ月参加者A

大マテイ山 H25/4/27

山頂は 春まだ浅き 大マテイ山 下れば芽吹き いよよ増しゆくキャンベル
ふかふかの 落ち葉のジュウタン 踏みしめて 芽吹きの奥多摩 一気に下るキャンベル
小菅の湯 登山を終えて 入浴す 薬湯・あわ風呂 もろもろ楽しキャンベル
平山さん 特性エシャレット 今回も たちまち完売 山頂の昼餉キャンベル

鶏鳴山 H25/4/13

急登を 上った先には 男体山 薄化粧して 姿現すキャンベル
湯船にて 疲れし足を 揉みほぐす 急登急坂 がんばったねとキャンベル

頭高山 H25/3/25

丹沢に 抱かれしごとく 里山は 赤白黄の花 競いて咲けりキャンベル

平成25年元旦 H25/1/1

哀しみを 乗り越え山の 頂きに 今日も歩まん 仲間と共に純米

木曽駒ヶ岳 H24/10/5〜6

悠久の カール見下ろす 草紅葉参加者A

物見山 H24/9/22

曼珠沙華 彼岸過ぎても 一分咲き 花なき茎は アスパラのごとキャンベル

雲ノ平 H24/7/31〜8/4

限りない 感動求め 山々の 厳しい道を 明日も歩かん純米
アルプスが 迎えてくれた 楽園に 花咲き乱れ しばしうっとりやなぎらん

八間山 H24/6/23〜24

嵐去り 郭公うぐいす 野に山に 清き湖畔に 我らも集い純米
野反湖を 抱くがごとに 八間山 青・白・黄の 花今盛りなりキャンベル
登山終え 秘湯の宿に 泊まりなば 川音激しく 眠り邪魔さるるキャンベル

金袋山 H24/5/12

風雪に 耐えし老木 奥多摩の 山野を守る 今年の春も純米
残る花(桜)緑の中に 輝けり純米
山若葉 靴ひも締めて 下山道純米
梅・桜 青葉茂りて 山深み かっこう鳴きて 夏は来にけり青尻 若蔵
満員の 電車バス乗り 奥多摩へ 芽吹きのみどり 我らを迎えるキャンベル
さみどりの ミズナラ・白樺 眼にやさし 乱れし息も リズム戻らんキャンベル

雨で中止 H24/3

 春夜厭雨(春夜 雨を厭がる)
 厭雨不知時   厭雨(えんう)時を知らず
 當春乃発生   春に当たって乃(すなわち)発生す
 隋風潜入夜   風に随(したが)って潜かに夜に入り
 減楽念有声   楽しみを減らし残念の声有り
トホッ(いく蔵)

日の出山 H24/2/11

君がため 冬の山に出(いで)て ガスつつむ わが衣手に 穴はあきつつ髭蔵

鷹取山 新年山行 H24/1/14

山里に 心穏やか また一年参加者A
山頂で 友の振る舞う 甘酒で 今年の山行 無事でと祈るキャンベル
甘酒と ネギも貰った 初山行いく蔵

平成24年元旦 H24/1/1

振り向かず 前を見つめて 元旦の 朝日に祈る 明日への想い純米

富山 納会 H23/12/23

年の瀬に 見知った顔と 山を行く 脳裡に禍福を 垣間浮かべつ ★洟垂れ小僧
 あすにありがとう
 きぼうにありがとう

 なかまがいるから あすがある
 なかまがいるから きぼうがある

 なかまがいるから やまがある
 なかまがいるから じぶんがある

 すべての なかまに ありがとう
やなぎらん

棒ノ嶺 H23/11/26

趣味これよ 夢を求めて ロウ女登るキンポウゲ

ネパール アンナプルナ・サーキット H23/10/21〜30

挨拶は ハローナマステ 今日は 笑顔弾ける 棚田の山に純米
悠久の 時の流れが 造り出す 人の歩みの 積み上げしもの純米
ロバの目に 涙光て 夕刻の 谷間に響く 鈴の音さみし純米
ヒマラヤの アンナプルナを 望む宿 タダパニゴラパニ シャウレバザール純米
ネパールの モルゲンロート 輝いて 集う旅人 歓喜の渦に純米
黄金の 千枚田見上げ 登りゆく マチャプチャレ 前に後ろにキャンベル
ダウラギリ・ アンナプルナ山 眼前に 濃淡変えて 青空に映えりキャンベル
身軽にて ネパール周遊 トレッキング 重き荷背負う ポーターおればこそキャンベル
ネパールで 我らが荷背負い 登りゆく 少年ナビンと 会話楽しきキャンベル

三国山 H23/10/8

拙頭に 茂ってくれぬか 枯尾花いく蔵

堂平山 H23/9/23

今日の山 萩も乱れり ここちちぶ(秩父・乳部)いく蔵

鷲羽岳 H23/7/30〜8/3

双六を 越えて三俣 蓮華岳 目指す鷲羽は 何処の峰か純米
名峰の 姿見つめて 立ち尽くす お花畑の 雲上楽園純米
この池に 写る名峰 槍ヶ岳 閉じる瞼の 奥に描いて純米

笠取山 H23/7/9

3.11後 初の登山の 笠取山 ファイト! の掛け声 梅雨空に響くキャンベル

御岳山 H23/6/11

雨音の ベールが包む 小紫陽花(コアジサイ)参加者A
梅雨空を 見上げて想う 夏の山参加者A

高尾山 H23/2/11

春なのに 高尾の森は 銀世界 鳥も草木も しばし眠らん純米
枝たわむ 雪の重さや 春浅し純米
雪の中 ぬぐぬぐと言う 女性陣いく蔵
リーダーは 少人数で やや寂しいく蔵
万幹さん 困った時は 高尾山いく蔵
一人静さん ビジョ・ビジョと 汗を拭きいく蔵
けがれ無し 我に似てるよ 白雪はいく蔵
新雪や 枝に絡みて うらやましいく蔵
市川で 降りろと言われ あな悲し純米
冬の道 仰げば白き 雪の華真砂爺
小雪舞う 新雪踏んで 高尾山真砂乙女
臼入山 雪に邪魔され 高尾山ロッキー
物好きが 集う雪山 大賑わいつよし
ファインダー 覗いて雪の 水墨画万幹
私好き 雪の白さや 今むかし一人静
淡雪が 木々に積もりて 水墨画キンポウゲ

今熊山 H23/1/22

奥多摩の 起伏に富みし 今熊山 落ち葉積もりて こわごわ下るキャンベル
今日の山 今熊山だけど 熊冬眠パイプ

二子山・新年山行 H23/1/8

水仙の 花弁も染まる 冬の碧参加者A
清流の 鏡を割っての 初山行参加者A
甘酒や 幻か遠くに 空樹木(スカイツリー)参加者A
成田山 祖母と歩きし 参道は おもかげ失せど おもいで消えずキャンベル
吹く風も 弛む(たるむ)三浦の 小昼時 止まぬお代わり 円き甘酒 ★頂亭亭主
甘酒に 新たにたくす 夢たかく 逗子の山は 清かったやなぎらん

津森山・納会 H22/12/23

尽き果てぬ 山への想い 胸に秘め 師走を歩く 水仙ロード純米
冬枯れの 山道登る 斜面には 水仙の群 背くらべするごとキャンベル
注げば飲み 盛れば食べるぞ 量も良し 山での鍋は まだまだ続く ★頂亭亭主
トラの年 惜しみつ囲む 牡蠣鍋かやなぎらん

赤鞍ヶ岳 H22/11/27

花すすき 眺める我ら 枯れ・・・いく蔵

雨飾山・塩の道 H22/10/15〜16

いにしえの 心むすびし 塩の道 コスモスゆれし 信濃の里かなやなぎらん
雨飾り(あめがさり)紅葉はえて 爺うれしやなぎらん

尾瀬ヶ原・至仏山 H22/9/10〜11

尾瀬ヶ原 人影さみし 9月かな純米
目を閉じて 思い巡らす 頂に 辿り着きたる あの日のことを純米
ねころんで 流星(りゅうせい)望む 尾瀬の秋やなぎらん
至仏山 尾瀬の原をば 包み込み ウメバチソウも 咲き誇りやなぎらん

鶏頂山(高原山) H22/8/21

谷渡る 風に追われて 運ばれし 乱舞に遠き 山赤とんぼ ★洟垂れ
頼むから ガス切れてくれ 晴れてくれ 楽して訪ねし 山でありても ★洟垂れ
ススキの穂 リンドウ花に 秋感じ 黙々あゆむ 鶏頂山やなぎらん
神の山 すず風の湯で 汗流しやなぎらん

悪沢岳・赤石岳 H22/7/30〜8/3

花に酔い 酒に酔いしれ 赤石の 魅力を語る 小屋の夕暮れ純米
またひとつ 自信をつけて アルプスの まだ見ぬ山に 思いを馳せり純米
夏空に 映える彩々 可憐花やなぎらん
雷鳥や オコジョの親子 散歩しに イチゲ畑で 戯れ可愛やなぎらん

普段の日 H22

千山の 峰を目指して 幾千里 飽くなき旅の ゴールは何処

鬼ヶ岳 H22/7/10

おおらかに 大き農鳥 抱きたる 静かな富士の 峠から見ゆ ★洟垂れ
蛙似の 木々に啼く蝉 かまびすく 景色は美し 峠を下る ★洟垂れ

鬼怒川丸山 H22/6/26

丸山は ヒル・ヒル・蛭 で夜になりやなぎらん
蛭の山 寂しげに咲く 小アジサイやなぎらん
蛭騒動 みどり輝く 楓にも 目もくれず去りやなぎらん

鈴ヶ岳 H22/6/12

緑晴の 山にこだます 蝉しぐれ(時雨)髭蔵
冴え緑 赤と紫 ツツジ舞う参加者A
歳思う レンゲツツジや 朱の音色参加者A

蔵王 不忘山 H22/5/28〜29

雪上に くっきり着いた 足跡へ 我が足を入れ 一安心サンカシャビー
険しさと 泥だらけの 下り道 グリーンシャワーで 心を洗い
レインシャワーで 身を洗う
サンカシャビー
若かりし 頃の記憶が蘇る ゲレンデ望む ヒュッテの窓辺純米
遠い道 歩き続けて幾年月 スタートの地は 蔵王の森か純米
透きとおる 緑の森を かけ抜けり純米
残雪と 溶け合う霧の 登山みち参加者A
雪解けに 猩々袴 自己主張参加者A

観音山 H22/4/10

天上に いつまで続く この階段 登った先は 天国だぁーーつくし
秩父路に 桜前線停滞し 小鹿野の里の 今花盛り
巡礼に 思いを馳せる 観音院 奇岩に染みる 行者の祈り

三方分山 H22/3/13

名残雪 踏みしめ登る 三方分山 憂い飛べよと 眼前の富士キャンベル
ベールした 甲斐の山々 春霞やなぎらん
東風(こち)ふいて 雪踏む音も 軽やかにやなぎらん

高倉山 H22/2/13

枯れ枝に 咲いたが如し 雪の花いく蔵
粉雪が 舞い降るさまも 良しとしてやなぎらん
昼仕度 雪を肴に まづビールやなぎらん

丸山 H22/1/23

霜柱 一歩一歩で 札所参りハクサンチドリ
春の風 感じて芽吹く 老木かな真砂爺
日溜りに 山歩きゅれば 風ちょびれ 鳥鳴きすらの はっぱふみふみ戦中派

九鬼山 新年山行 H22/1/9

九鬼山頂 富士を眺めて 乾杯す 甘酒で酔う 友もありキャンベル
曇りなく 瑕なき富士の 山晴れて 酌む甘酒や 気楽な 山旅 ★洟垂れ小僧
初富士や 富士急線の 窓の外純米
甘酒の 鍋(なべ)を囲みて 新年の 安全祈る 富士の高嶺に純米
コトコトと せなで音する アイゼンの 富士の雄姿と リニアの里をやなぎらん
初春や 友らと乾杯 富士の山キャンベル
初登り 甘酒が合う 九鬼の山真砂爺
富士光り 頂上仰ぎ 一月の九鬼山アイザワ
年はじめ 富士の広さに 気がやすむパイプの煙
輝けり 富士も仲間も 初登山いく蔵

城山 納会山行 H21/12/23

頂の 亭主に習う 芋鍋の 味も満点 心もひとつ
房総に 春の足音 近づいて 光る菜の花 城山の里
朝霜に 心うきうき山登り 晴れてなごむ 気持ちかな

辺室山 H21/11/28

辺室の 稜線飾る 冬紅葉 心に残る 山のひとつに
副都心 ビルの山裾 舞うもみじ参加者A

うまくたの里(番外編) H21/10/10

万葉の 里道上に 秋の空校長
塩の道 来て見てみれば 酒の道校長
雨降らず コスモス爽やか 馬来田路パイプ
馬来田のコスモスロード ほろ酔い路パイプ
雨飾り うらみ晴らすや コスモス路真砂
うらめしい ああうらめしい 秋の空ヤナギラン
コスモス路 しばし忘れる 60代二輪草
コスモスで 春の花見を 思い出すつよし
馬来田の 空も晴れるや コスモス路神風
雨飾り 着けば馬来田 コスモス路ロッキー
馬来田の コスモス見れば 笑顔良し千代子
馬来田の コスモス街道 歩くけり
コスモスや 料理も旨し 里の土手いく蔵

御正体山 H21/9/26

花と根は およそ似つかぬ トリカブト又 いく蔵

伊吹山 H21/8/21〜22

山下り 川を下りて いにしえの 名所めぐりの 夏は過ぎ行く

仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳 H21/7/30〜8/1

森を抜け 沢筋越えて 女王の 姿探して 登る馬の背
仙丈の 懐深く 歩み寄り 愛でる花々 アルプスの夏
そびえ立つ 凛々しい姿 甲斐駒に 別れを告げる 駒津峰から
北沢の 峠に下りて しみじみと 運の強さを 振り返る午後

三本槍岳 H21/5/22〜23

烈風に 身を捩じらせて 峰桜参加者A
雪渓や ゆっくり細って 夏山へ参加者A
朝霧に 紅滲ませる 山つつじ参加者A
白ヤシオ 透き通るかな 若葉背に参加者A
タラの芽に 夫婦で飛びつく 帰り道参加者A

春日山 H21/4/11

谷渡る 鶯の声 軽やかに 仲間の声の 弾む山道
先駆けて 咲く満作の 花に請う 今年も実り 豊かなれよと

不動山 H21/3/28

もこもこと 動き出しけり 春の山
カタクリや 陽だまりに咲く はじらいてS洋子

秩父御岳山 H21/1/24

荒川の 流れ静かや 山眠る
蝋梅の 香り漂う 秩父路の 終着駅は 始発駅なり

倉見山 H20/11/22

小春日や 富士もこっそり 薄化粧
きれいだね 今日の貴女と 雪の富士又 いく蔵
ガサッガサッと 踏みしめ歩く 山ウォーク又 いく蔵

宝永山 H20/9/6

宝永も 富士も雄大 我小粒又 いく蔵

剱岳 H20/7/30〜8/2

夏の日の 熱き思いを たぎらせて 険しき山の 今頂に
ひと夏の 短き命 咲きつくす 可憐な花よ 潔きかな

甲武信ヶ岳 H20/5/24〜25

記念誌に 刻まれし我が 山旅の 思い出巡る 五月雨の午後
石楠花や 花いきいきと 雨の中又 いく蔵

坪山 H20/4/26

坪山の 日陰つつじの 乱れ咲き 歓喜の声は 何処の里へ
山深く 静御前の 舞い姿 その名はひとり 静かなりけり
花びらは 透けるが如き ツツジあり又 いく蔵

三室山・吉野梅郷 H20/3/22

梅一輪 飲んで里山 千鳥足 ほろ酔い加減の 頬は紅色
桜はまだかいな 私きれい 口満開岩崎さん
梅に ツツジに 酒に酔い山野邉さん
春爛漫 見渡す限り ババの花真砂ジイジ
梅香り 人の多さに 酒に酔うパイプの煙
梅盛り 山路の苦労 春霞パイプの煙
春爛漫 梅一輪一輪と 花に酔いスー

不老山 H20/3/8

この山は ほんの一つの 通過点 どこまで続く 見果てぬ夢は

鷹巣山 H20/2/23

残雪の 鎌倉古道踏み固め 祝す寄り道 友の記念日ちんぐるま
低山と 侮るなかれ 箱根山 引きずる足に アイゼン重しちんぐるま
新品の アイゼン付けて 雪合戦ちんぐるま

本仁田山 H20/2/9

ハラハラと 雪舞い落ちる 奥多摩の 深雪踏んで 本仁田の山に
雪の川 流れて多摩の 二月かな
ワンカップ 片手にのぞく 窓越しの 青梅の里の 春は何処に
雪の道 前を開けて シシすれば きれいに画けた 日本列島要介護認定
1号老人

御嶽山 H19/10/6〜7

ななかまど 実を霊山に 捧げけり
目覚めれば 木曽路の床に 我一人 夢まぼろしか 栄華の旅は
花梨の実 色づく前の 木曽の里万年幹事
雲海に 静かに浮かぶ 秋の雲万年幹事
高い空 千山会と 御嶽山万年幹事
初雪の 前に装う 緑池万年幹事
点々と 賽の河原の 草紅葉万年幹事
錦背に 艶やか白肌 岳樺万年幹事

大雪山 H19/8/5〜7

サルビアの 丘に登れば 思い出す 北の大地を 訪れし時

石裂山 H19/5/26

ハシゴ(5)有り クサリ場(9)苦労(6) 石裂山(3) (ゴクロウサン)又 いく蔵

嵩山 H19/4/28

手打ち蕎麦 ツルッ噛め鶴亀 こりゃ旨い 千山会で 万年千年(万年青年)又 いく蔵

加波山 H19/4/14

かたくりの 花凛として 咲きにけり
還暦の 坂登りきて 四月かな

高川山 H19/1/27

美しく よそおう今日の 富士の顔 眺めあかさで ぬるはおしろい又 いく蔵

達磨山 H19/1/13

初富士や 達磨あたまに 腰をかけ

年末 H18/12

果てしなく 続く山々 越え行きて 友と重ねん 心の旅路

会津駒ケ岳 H18/10/14〜15

秋色に 染まる会津の 駒の背の 鈴の音遠く 燧の峰に
彩りは 木々か女性か 会津駒又 いく蔵

富士山・巾着田 H18/9/23

誰(だ)が為に 燃ゆる炎の 曼珠沙華又 いく蔵
刈り入れは 今か今かと 稲穂かな純米
コスモスと 背比べして 歩きけり純米
優しさに あふれる父娘の 触れあいに 秋風そよぐ 高麗の山里純米

鳳凰三山 H18/7/27〜29

星の数 光りきらめき 空に満つ又 いく蔵
青嶺や 空(くう)に聳える オベリスク又 いく蔵
夜叉神を 越えて峠に 杖を立て 薬師観音 地蔵は何処純米
流星に 願いを込める 瞬間を 求めて仰ぐ 御室の夜空純米
はぐれ雲 アルプス越えの 行く先は 己は知らず 風の吹くまま純米

熊倉山 H18/6/24

夏あざみ 山が呼んでる 頂で純米

新倉山 H18/6/10

そびえ立つ 富士を彩る アヤメかな又 いく蔵

安達太良山 H18/5/27〜28

雨に濡れ 阿多多羅登頂 ツツジ咲く又 いく蔵

高尾山 H18/5/13

五月雨に 霞む高尾の 山路越え しゃが咲き乱れ 沢音静か臨時温泉幹事
桐咲いて 街道筋に 古刹あり臨時温泉幹事
ホオー雨や 視野が禁乱 怒りそう又 いく蔵

柄杓山 H18/4/8

桜花 可憐にスミレ 麗ツツジ又 いく蔵

鍬柄岳・神成山 H18/3/25

ふりむけば 木々の芽吹きが 野に山に ときめく心 詩にとどめん ★

石割山 H18/2/25

雪纏う 目に焼き付けし またいつか又 いく蔵

大山 H18/1/28

亡き友の 声甲高し 初詣

金冠山 H18/1/14

絶景を 瞼のうらに 描きつつ 氷雨そぼ降る 峠をあとに純米

元旦 H18/1/1

新しき 年の始めの 初春の 今日走りたる 完走の吉事(よごと)深山

高塚山 納会山行 H17/12/23

納会の 宴の余韻 バスに乗せ 集う仲間の 声響きけり
月日は百代の過客にして、行きかふ年も又山登り也。
景色の移り変わりに楽しみをうかべ、
千山会のみんなと青春を謳歌する者は、
月2回家を留守にして山行を栖(すみか)とす。
古人も多く登山に楽しみあり。 これ若さを続ける秘訣なり・・・。
髭蔵
口々に からだは大丈夫 山納会西山
防寒着 袖通してみる 冬の海西山
頂亭 軍手でいただく ポトス2杯西山
富士山も 身震いする 波しぶき西山

榛名天狗山 H17/11/12

カラフルな 落ち葉踏みしめ 山行の 足跡たどる 榛名の山路
木の葉雨 榛名の山に 舞いにけり
グラデーション 優美に粧う 龍田姫髭蔵

淡雪山 H17/10/22

景色より 足元探す 登山かな髭蔵

富士山 H17/8/20〜21

黄昏の 薄紅色に 染まる雲 行く夏惜しむ 富士の山から
富士の山 寒い嬉しい 夢達成髭蔵

鹿島槍ヶ岳 H17/7/30〜8/10

ご来光 目指して登る 爺ヶ岳 早起きは 三文の徳
感激に 目頭熱き 三姉妹 良くぞここまで 登って来たね
肩寄せて 白き花々 満開の 山今は夏 稜線静か ★

あじさい山 H17/6/25

紫陽花の 丘に登れば こだまする 祭りの太鼓 越生の山に
紫陽花や 雨にしっとり 日にぐったり髭蔵
ホーホケキョ 彩り添えし 七変化髭蔵

天狗岳 H17/6/4〜5

ひと時を 友と肩寄せ 雲上の 野天の風呂に 夕闇迫り

奥久慈男体山 H17/4/23

奥久慈や 春爛漫の 中に居り
奥久慈は 萌ゆる若葉と 山桜 淡いピンクが 溶けて見ゆ髭蔵

達沢山 H17/4/9

潤む眼に 甲府盆地が 春霞髭のいく蔵
まだ旬よ! 花におとらぬ 美女軍団髭のいく蔵
桜・桃 白く輝く 富士・南ア 湯に酒美女と 桃源郷髭のいく蔵

大桁山 H17/3/26

青春の 18キップ 手に入れて ふれあいの道 楽しかりけり
人のため 育った杉が 憎まれて参加者A
花咲けば 見向きもされず 蕗の薹参加者A
旬の味 苦みも嬉し ふきのとう髭のいく蔵

鳥ノ胸山 H17/2/26

わが頭 鈍きこと はなはだし 頑張って励め 輝きにけり髭蔵
雪の中 歩き疲れて 道の駅 酒と温泉 景色に勝り ★
百薬の ちょうど(長、丁度)いい湯に 薬酒 のんでゆらゆら ゆらぐ玉の緒髭のいく蔵

御坂山 H17/2/11

見上げれば 冴え渡る空 限りなく 山並み遥か 瞼に写し ★

秋山二十六夜山 H17/1/22

寒雲の 二月の空に 光射す 十六夜の月 山で眺めたや ★ごんべい
二十歳から 六(ろく)な人生 送れなく 夜ともなれば 山の神にいじめられ ★ごんべい
猪鹿の 足跡なぞる 雪山行かしまし娘

浜石岳 H17/1/8

波頭越え 間近に見える 伊豆からも 静岡の山は 丈比べして ★
(浜石岳に行かれず実家から)
洟垂れ小僧
初春の まばゆき富士は 凍てついて 白雲寄せる 抱けとばかりに ★jun

愛宕山 H16/12/23

今年 かくてありけり 来年もまた かくてありなむまたいくぞう
安房一の 高き山へは 護衛つき 易き登りも 前だけを見て ★頂亭 亭主

高水三山 H16/11/27

玉堂の 心にふれて 冬紅葉jun

岩山 H16/11/13

天高く 無我の境地か ぽかり雲又 いく蔵

羽黒山・月山 H16/9/25〜26

千年を 生き続けたる 老杉に 芭蕉のことを 聞けど語らずjun
故郷に それぞれ違いは あるけれど 想いは同じ 楽しい山行jun
深田氏が 言ったとおりの 優しさで 迎えてくれた 月読の山jun
流暢な 司会の声に 乗せられて マイク離さず バスの旅jun
またひとつ 記憶に残る 山行が 我が人生の ページを飾るjun

奥日光高山 H16/8/7

山道で 出遭いたくなし 雷と熊又 いく蔵
白樺の 美林で会いたや 娘さん又 いく蔵

安曇野・燕岳・常念岳 H16/7/24〜27

安曇野は 今が夏です 盛りですjun
噂では 聞いていました この景色 ただ呆然と 立ちすくむなりjun
こみ上げる あの感動の ひと時が 今蘇る 常念の丘jun
雷の 怖さを語る あの夜の 思い出もまた 懐かしきかなjun

鹿倉山下 H16/7/10

獅子頭 揺れて鎮守の 夏祭り 袖すりおうて 行く山道洟垂れ小僧
福鈴を 拾いて振れば 祭礼の 列、古街道に 歌いつ遠のく洟垂れ小僧

横尾山 H16/6/26

わらびとり 花も景色も 忘れけりjunmai626
目に青葉 アヤメ・ウグイス 別天地又 いく蔵

雲取山 H16/5/22〜23

いつかまた この頂に 立つことを 心に秘めて 下る石尾根jun

雨引山 H16/5/8

朝早く 街を離れて 人々の 気ままに辿る 山里の道 ★junmai
足取りも 軽やかなりし 五月かなjunmai
新しき ま緑の山は 日に照りて 気ままに咲きけり ヤマツツジ花 ★洟垂れ小僧
あの軒の ま下に吊れりと 人に指す 気づけば宝鐸 山花楽し ★洟垂れ小僧

鶴ヶ鳥屋山 H16/4/24

一人静 ひとりしずかに 咲きにけり

蜂城山 H16/4/10

あの峰を 歩きとおした 夏の日の 想い出今も 心駆け巡る
アルプスに Vサインする 桃の花 絵になる景色 甲斐の山里
桃の花 すもも花もも 桃源郷又 いく蔵

深高山 H16/3/27

雪山を 仰ぎ見れば 風光る又 いく蔵

日向山 H16/3/13

梅香る 光のどけき 山里に 老若男女の 声響きけり(老はいなかった?)
ひな壇に 並ぶ民家に たたずめば 山間の里 まぶしかりけり ★(洟小僧流に)
うらうらや 紅・白・黄の 梅ありし又 いく蔵
日溜まりの なだらかな道 辿りけり 痩せ行く武甲 ま直ぐに見て ★洟垂れ小僧
人影の なき札所寺に 尋ね来し やさしき仏に 詣りてや春★洟垂れ小僧

鐘ヶ嶽 H16/2/28

露天風呂 となりのお風呂 見てみたい又 いく蔵
梅の木に 登れば見える となりの湯又 いく蔵
白梅の 花びら浮かぶ 露天風呂 至福の時よ 還暦の今又 いく蔵
甲斐あれと 子年に立てたる ガイド石 佇む姿 気配は良きて ★洟垂れ小僧
数えつつ 念じつつ登る 階段の 互いに笑う 計算違い ★洟垂れ小僧

六国見山・鎌倉アルプス H16/2/14

春の海は ひかりて一筋 静かなり 勾配ゆるき 山道をゆく洟垂れ小僧
低山と いえども木立に 浅からぬ 景色の見えて 黙して過ぎぬ洟垂れ小僧
うつむける 貴くま白な 角かくし 冷やかしの背に 吹く春一番洟垂れ小僧

冬の一日 H15/12

頬を刺す 風の冷たさ 春浅し

景信山 H15/11/12

かえで一葉 リックの底に 見つけたりかえで一葉
小春日や 心うきうき バスを待つ純米
冬もみじ 高尾の森に はずむ声純米

谷川岳 H15/10/12

錦絵と 墨絵を見たり 今日の山又 いく蔵
錦絵の 谷川岳の 今日は秋純米
下手な句を 懲りずに作り 四季の風純米

武尊山 H15/9/27〜28

目指す峰 目に焼きついて 秋の空純米
懐かしき 日々を想いて 秋あざみ純米
遠目にも変わらぬ姿見つけたりヤリのごとくにまさに空突く武尊山幹事
ほの青く高みに山の輝けり赤く色づく木々も見事に武尊山幹事

不老山 H15/9/13

汗みどろ 何を求めて 山登る又 いく蔵

平ヶ岳 H15/8/23〜24

たおやかに 木道くねる 平ヶ岳 天上人と なりしひと時純米
夏惜しむ 越後の山の 静かなり純米

北岳 H15/7/26〜29

梅雨空の 雲の切れ間に 富士の峰純米
ハイマツの 陰に寄り添う イワカガミ純米
岩陰の 清楚な花に 励まされ 今日も越え行く 白峰三山純米
(以下、北岳に行かれなかった)
山行の 旅程と場所を 思いては 共に山行く通勤途中洟垂れ
山小屋の 夕餉にあがるざわめきを 聞きつつ帰る人混みの中洟垂れ
雲間より 夕焼けの日の 差し込みて 同じ光を 友いる小舎へ洟垂れ
青空か ガス巻く道か 山上の 遠きを思い 軽き靴踏む洟垂れ

城峰山 H15/5/24

秩父路や 降り遅れて 一人静かE・S
山々の 思い出語る 聖五月E・S

大室山 H15/5/10

風薫る ブナブナブナの 森を行くE・S
爽やかや 五月の汗と 青・若葉又 いく蔵
三浦さん ゼンマイ採って ニッコニコ又 いく蔵
みどりとは、みとれるからか、顔も手も、緑に染めて 麓に下る小長谷

日向山 H15/4/26

残雪に 光輝く 甲斐の山 タクシー止めて 二度振り返る鈴木(英)
麗かや あずさに乗って 来た甲斐が鈴木(英)
初蛙 気になる明日の 空模様 (前日に)鈴木(英)

弘法山 H15/4/12

盛り過ぎ 地面に描く 花模様参加者A
山全身 命みなぎる 若葉萌ゆ参加者A

赤ぼっこ H15/3/21

日うらうら 花に香りで 昼 美味し又 いく蔵
古幹より 咲きいでにけり 梅の花又 いく蔵
見渡せば 白紅ピンクの 花の波 あちらこちらと 目が移りけるかな又 いく蔵

伊豆ヶ岳 H15/3/8

巡礼も 越えたか雪の 峠道参加者A
雪道で マンサク見つけて 春を知る参加者A

浅間嶺 H15/2/8

人里(へんぼり)の 人影もなく 春めけり鈴木(英)
アイゼンを つけて峠の ニ月かな鈴木(英)
心地よし アイゼンが噛む 雪の道又 いく蔵

三浦富士山 H15/1/25

大島に 手がとどきそう 三浦富士鈴木(英)
成田山 トクトクキップの 初詣鈴木(英)
白富士と 大島・三宅 見渡せリ又 いく蔵
もうたくさん! 食べに食べたよ 苺狩り又 いく蔵

沼津アルプス北 H15/1/11

初旅の 駿河の海の 輝けりsuzuki
(YESマン)

年末 H15/12

訪れし山を想いて年の暮suzuki
(YESマン)

大小山 H14/12/14

いく蔵は みんなを危険な 目に遭わせ又 いく蔵
and 鈴子
富士に向かいし 山中で 道に迷うし 柿は盗むし又 いく蔵
and 鈴子

稲含山 H14/11/23

冬枯れの 山もまた良し 来たかいが又 いく蔵

三ツ峠山 H14/11/9

襟を立て 木の葉舞う山 歩きけりsuzuki
(YESマン)
せせらぎの 水音冴えて 冬紅葉suzuki
(YESマン)

編笠山・権現岳 H14/10/12〜13

秋麗の 八の峰々 登りけりsuzuki
(YESマン)
編笠に 降り注ぎたる 銀河かなsuzuki
(YESマン)
遥かなる 富士を望みて 照り紅葉suzuki
(YESマン)
木漏れ日の 紅葉のシャワー われら浴び忘れた頃
行く子
黄金色 唐松林 美女映えて忘れた頃
行く子
振り向けば 雲海に浮かぶ 富士ありて忘れた頃
行く子
下山道 引きずる足に 岩ひばり忘れた頃
行く子
八ツの尾根 落ち葉踏みしめ 友想う忘れた頃
行く子
しんしんと 冷え込む山小屋 霜柱忘れた頃
行く子
錦なす 八ツの峰から 全山眺む忘れた頃
行く子
八(やつ)に立ち アルプス・富士を ひとり占め又 いく蔵
秋日和 艶やかなりし 山の木々又 いく蔵
YESマン 天女碑前で はいチーズ又 いく蔵
秋日和 今日の日よけは 編笠でぼやきの知識
賽の河原 去りゆく秋の マツムシソウぼやきの知識
秋の夜に ギターつま弾く 青年小屋ぼやきの知識
紅葉の むこうの富士に ありがとうぼやきの知識

火打山・妙高山 H14/9/14〜16

りんどうの 青紫の やさしさに 心洗われ ふと我 振り返る県庁近辺に
勤務する人物
上越の 名山忘れぬ 草紅葉参加者A
豚汁を 味わう秋の 高谷池参加者A
誰のせい 今日の天気と アブの群れ作者不明
岩の陰 柔肌チラリ 黄金の湯作者不明
百名山 火打・妙高 踏破するいつもいく蔵
山坂で アブに刺されし 今日の秋いつもいく蔵
紫の 濃竜胆や 天狗庭いつもいく蔵

入笠山 H14/8/10

雲飛んで 連山仰ぐ 花野原suzuki
(YESマン)
ゴンドラに 思い出乗せて 秋の風suzuki
(YESマン)

奥穂高岳・乗鞍岳 H14/7/27〜30

涸沢に下りて
 穂高の峰々の岩稜と、星が見えるような紺碧の空との境界線、
 これが本当のスカイラインだ。
 黒く鋭角の岩が連なる人を拒むような岩壁。
 氷河が削った美しい曲線のカールに流れるように残る真っ白な雪渓。
 足元の岩屑の草地に短い夏を精一杯生きる高山植物の花々。
 この色、この吸い込まれるような静けさ爽やかさ、
 この広さ、この高さ、この奥行き、この圧倒感。
 写真では、絵では、言葉では表現出来そうもないこの空間。
 夏の北アルプスを、いや日本の山を代表する世界がここに在った。
 岩壁をよじ登り、累々と重なり合う岩塊を乗り越え、
 この足で頂上に立ったからこそ味わえる感動なのか。
 今日ここに立ち、この一瞬をこの目で見た。
 ありがとう。
 秋になれば真っ赤に染まるナナカマド、ダケカンバの黄葉。
 そしてすぐ訪れる純白の世界。渦巻く風雪。
 また訪れる機会に恵まれることを願って更に下る。
参加者A
待っていてくれたよ
 上高地の雑踏が 梓川の川音が 明神岳の上に光るアルクトゥルスが
 横尾山荘の朝食の列が
 涸沢から見上げる青空が ナナカマドの白い花が お花畑いっぱいの花々が
 雪渓の雪で作ったかき氷が 砂浴びをしていた雷鳥が
 西の空に笠ヶ岳を浮かばせた夕焼けが 山荘の雑魚寝に差し込む月の光が
 握る手に大きく冷たい鉄の梯子が 歩くたびに大きくなる槍の穂先が
 朝日をうけて北にに連なる峰〃が
 待っていてくれたよ
 間近に見えた白山が 白濁したとってもいい温泉が みんな待っていてくれた
 僕らは胸一杯に 確かに受け取った 穂高よ、乗鞍よありがとう
時々男
清流を 渡る涼風 梓川suzuki
(YESマン)
雪渓や カールに残る 友の声suzuki
(YESマン)
黄金の 夕焼け雲に 魅せられてsuzuki
(YESマン)
雲の海 至福の時を 刻みけりsuzuki
(YESマン)
夏山に 別れを惜しむ 背中かなsuzuki
(YESマン)
花畑 雪と岩との 三重奏suzuki
(YESマン)
圏谷の 底より見上げる 峰々を 飛行機雲が 高く縫いゆく洟垂れ小僧
雪渓の 白さに競う ナナカマド 金槌響く 涸沢の九時洟垂れ小僧
振り返る 名残惜しき 夏山よ 針葉樹薫りて 心静まり洟垂れ小僧
指さして 昨日登りし 峰々の 名を呼ぶ我ら 乗鞍も晴れ洟垂れ小僧
幾夜かを 山に泊まりし 旅終えて 出勤靴の 軽さに慣れず洟垂れ小僧

奥穂高岳山行前 H14/7

待ってろよ
 穂高、乗鞍待ってろよ。
 台風9号も、11号も僕らの熱気に押されて 西に遠ざかった。
 待っているのは夏雲沸く青空だ。 磨き上げたような光る空に 吸い込まれにいくぞ。
 いくらでも汗をかくぞ。 必ず頂へ届く山道を 歩いて笑って大汗をかくぞ。
 そして夕焼けを見るんだ。 沈む夕日を惜しげな優しい目で見るんだ。
 振り返って、そして仰ぎ見るために 沈む最後の光まで見るぞ。夜空はどうだ。
 地球の裏側まで写るような星空だ。 流れ星はどうだ。
 夜の山道を歩く友のようだ。 懐かしかったら、呼んでやる。日の出も見てやる。
 身震いする寒さの中で 永遠から射しとおす光の束に差し抜かれてやる穂高、乗鞍待ってろよ。
 おまえらの最高の姿で待っていろ。
 全部見てやる、登ってやる。
時々男
奥穂高 青嶺が俺を 呼んでいるイツモイク蔵
雲の峰 心は遥か アルプスにsuzuki
(YESマン)

田代山・帝釈山 H14/6/22〜23

万緑の 中や会津の 露天風呂suzuki
(YESマン)
花畑 今を盛りと 咲き競いsuzuki
(YESマン)

破風山 H14/5/25

五月空 巡礼古道 尋ね来てsuzuki
(YESマン)

南高尾山稜 H14/4/27

十二単 木洩れ日やさし 峠道suzuki
(YESマン)
裏山の 春を装う 山吹草suzuki
(YESマン)

菜畑山 H14/1/26

どこにいる?富士の峰は見えずとも 道志(同志)語るる 初山登り浅正

赤薙山 H13/10/27

頂で 紅葉おかずに いただきます温泉に2度
入りかった人
S?Nさん ころり転がる 木の根っこ温泉に2度
入りかった人

飯盛山 H13/8/11

霧雨の 飯盛山や 花畑ケガから
復帰した人

茶臼山 H9/4/12

四方山に 桃花(とうか)ほころむ 甲斐の里名付け親
名山の 陰の山にも 春いぶく名付け親
いばら道 たらのめ摘みし 遅れおり名付け親

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